HOI HOI AI LIFE

HOI HOI(ホイホイ)とはハワイの言葉で『幸せ』という意味。
娘も小学校3年生になりました。
あれこれホイホイ生活を書いてます(*^。^*)
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2015 レミング
JUGEMテーマ:霧矢大夢

△茲蠡海い討い泙后

さて、いよいよ影子様の登場です!

映画の中に閉じ込められていると思っている女優
彼女もまた自分で壁を作り、その中に入ってしまっているのか?

影子様登場のシーン「光を頂戴」というところ、
舞台後部からストロボがたかれるところ、
本当に影子様が自分の脳裏に焼きつくような
あのシーン とても美しい!!と思いました。
大女優君臨! いすに座って歌っている横顔の綺麗なこと!
見とれてしまいました〜

影子様はどうやら満州にいる日本人。
身分を隠して数度結婚を経験。
今の恋人に日本人であることは隠していてと頼む。
彼はもちろんだ、僕はあなたを「離しはしない」という。

恋人の「離しはしない」は「(あなたの)話しはしない」にも
かけているんだと思うのですが、
影子様の「私は死なない」も
「私はいない」「渡しはしない」と交錯させてましたよね?
このシーンは進んでいくストーリーを何とか理解しなくちゃ!
と思っている自分が惑わされている感覚がしました。

影子様は恋人に寄り添ったかと思うと、
突如相手を罵倒して襲ったりする。
人格多重者であったり、気がふれている感じ?
通常の人ではない状態であることは確か。
監督に「あなたは誰?」と問われ、
「私は誰?」と自分をが何者であるか思い出せない。

何十年も完成しない映画を撮り続けている。
そしてそれを映画に閉じ込められていると言う。
そうかと思うと「知ってるの。フィルムが入っていないこと。
向こう側から落ちぶれた女優を笑ってみているんでしょう?笑えばいい!」
と見栄を切ったかと思うと監督からカットがかかる。
どこまでが映画で、どこからがそうでないのか。
現実はどこにあるのかわからないシーンです。

今の自分を外から冷静に見る自分がいて、
その自分に反論する自分が登場したりする。
それをくり返していくうちに
どれが本当の自分なのかわからなくなってしまったのかしら。

その後、ジロ君が影子様に詰め寄られるシーン。
そのシーンの前に阿片を吸って眠っているような
場面があったような・・・
一時の快楽でジロが迷わなくて良い世界を
迷ってしまったのかしら?

その後、宇宙と交信をする女性とその夫。
その夫が実は精神科医でその女性を治療中という。
病院のシーンはピーポー、ピーポーと
アンサンブルの方が歌う歌が印象的。

表現が大変難しいのですが、かなり「精神病」
に切り込んでいる感じがしました。
なんだか、
精神病って何ですかね?
本当に病気なんですかね?
病名つけるからそういう病気になるんじゃないですかね?
というテーマを投げかけられた気分。

だれでもあやうい部分を持っているし、
ありえないことを妄想したりもする、
自分で自分の中のもう一人の自分と会話したりもする。

作品全体にこのあたりの
誰にでもある精神のあやうさを感じました。
その上で
厳しい現実を生きることよりも
自分の殻に閉じこもって夢を見続ける楽な道に
流れていく人もいたり、
一度見た自分の世界から出て来れない人がいる。

宇宙と交信する女の弁では
「自分は正常で、あの医者の方が精神病。自分が医者だと思っている」
これが本当なのかどうなのか。
彼女が精神病で自分を正当化するためにそう言っているのではないか。
目の前でもっともらしいことを言っている人が
正しいのかどうか・・・。
きりやん | comments(0) | trackbacks(0)  ▲ TOP
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